2年生 暗室演習課題講評の様子

2010年12月13日 | category: Basic Class


初めまして、写真専攻2年の松田真生です。よろしくお願いします。

今回は8日に行われた暗室演習という授業の課題の講評の様子をご紹介します。

暗室演習は撮影や暗室作業の技術を徹底的に学ぶ授業で、

まず講義でカメラの光学的な知識、現像作業の化学的な知識などを得て、

それを演習授業で実践するという、すごく為になる授業です。

必修ではありませんが2年生のほぼ全員が履修しています。

教えてくれるのはみんな大好き船生望先生。

以前造形大学で教授をしていらっしゃいました田中益男先生の自称(笑)一番弟子だそうです。

32歳と比較的年も近いのでとてもお話ししやすく楽しい授業です!

そんな暗室演習の後期授業の集大成である課題発表。

課題はモノクロで5点以上か、カラーで2点以上かを各自選び、テーマを自由に決めてプレゼンします。

いつもとは違う教室で講評を行いました。

こんな様子で、各々の作品について全員で講評し合っていきます。

この上の写真↑でプレゼンしている古水良君は『双子』をテーマにした作品を発表していました。

この双子のお二人と古水君は長いお付き合いだそうで、

なんとなく他人が入り込めないイメージのある双子という被写体を第三者の視点から捉えつつも、

とてもプライべートな雰囲気のある作品になっていました。

左上の写真なんか思わず一緒に笑ってしまいそうというか、実際古水君がプレゼンしながらつられて笑ってました。笑

こちらはおなじみ小幡君の作品。

タイトルの『epoche』とは哲学用語で思考停止(でしたよね..?小幡君)という意味で、その場所にあって不自然な、

本来の在り方と全く違う状況に置かれた物たちを映しています。道端に冷蔵庫のドアだけ置かれてる様子などですね。

私は個人的に色味やテーマは好きでした。とても雰囲気もありますが、もっと量が必要であるという事、

被写体の切り取り方(近寄りすぎたかもしれない)などにもうすこし改善の余地があるとの評価でした。

こちらは私、松田の作品です。

『まねかれざるもの』というタイトルで、夜の街に点在する赤い色をした光やもの、場所を撮りました。

信号の赤やコーンの赤は危険を知らせて私たちを守ってくれているはずなのに、それ自体が危険な雰囲気を出していると感じてこんなタイトルをつけました。

船生先生は、私たちの年代の人にはとても馴染みやすい感覚の作品なのではとおっしゃっていました。先生たちのようなひとつ上の世代になるとこの感覚はあまり無いと。

その意味はまだ理解しかねていますが、おそらく私はどこかでこんな類いの写真を見ているんでしょう。

最近友達が大学の講義で聞いて話してくれた、『この世の中にあるものはほとんどがレディ・メイドであるから、生み出される作品も当然レディ・メイドである。』という、

たしか大体こんな意味の会田誠の言葉をまた思い出しました。(すみません、全然正確じゃないです。)

船生先生はそういうことを言いたかった訳ではないと思いますけども。

なんだか私の個人的なブログのようになってしまって申し訳ありません。

まだまだ紹介したい作品もありますがこの辺で。

色々と至らぬ点ばかりですが、このような感じでこれからも更新させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。

松田真生