今年度総括(3年生編)

2011年1月28日 | category: キャンパスライフ


時が経つのは早いもので、いつしか年も明けて後期の授業も終わり、先日24日が今年度最後の登校日(こう書くと中学や高校みたいですが)になりました。
来年度はいよいよ4年生になる3年川村です。
毎年この日には後期の間世話になった暗室・スタジオや機材の清掃をする「暗室清掃の日」になっており、その後に楽しい飲み会が予定されています。
元から6、70人(実際に参加できる人はこのうち7割程度)と人数の少ない写真専攻は人が集まりやすく、他大学はもちろん、他専攻と比べても学年間のつながりができやすくなっています。
先生方ともゆっくり話せるのは造形大写真専攻ならではのことです。

さて、今回の本題は題名にある通り「今年度の総括」です。
ひとまず3年生の活動を科目別に箇条書きでまとめてみましょう。

<ドキュメンタリーフォト>
・前・後期とも3回ずつ写真集の提出(通称「三分冊」 前期は津久井、後期は自由課題)
・後期のみ、インタビューの課題

インタビュー課題でお世話になった墨田区京島地区の青果店の女性

今後なくなってしまうかもしれない下町の景色。
早朝にこの付近を自転車で走っていた際に出会った女性へのインタビューをしました。
三分冊は昨年1月に老人ホームに入所した祖父の写真で組みました。

<クリエイティブフォト>
・写真と他のメディアとのコラボレーション作品
・前期は大学内で、後期は八王子市のギャラリーで展示

市内のギャラリーでの展示

クリエイティブフォトに関してはこのブログ上での告知を考えていたものの実行できずにいました。
広報として使用しているブログを活かすことができなかったことが心残りでした。
川村の提出作品は「動画と写真」のコラボでしたが、この課題では以前「日光写真(Ciano)」について書いていた徳村くんが面白いことをやっていたので、そちらの1コマを。

被写体となっている人の脇でハードルを跳び越える作者

日光写真は薬品を塗った紙(布などでも可)の上に人や物を置き、その跡に現れるシルエットを鑑賞するもので、今回は人物が被写体となっています。
季節や日照具合によって異なりますが、像が現れるまでは約15分。
一度被写体にさせてもらったことがありますが、空が非常にきれいでした。

<その他>
このブログに関してはもっと更新頻度を上げられればと思うことが幾度もありました。
来年度は自分たちが「最上級生」と呼ばれる存在になります。
よい4年生になれるか不安ですが、相手のことを考え、親切に尽くすよう努めたいところです。
ほかにもゼミに卒業制作、そして「超氷河期」とまでいわれている就職活動。
波瀾万丈の1年になることが今から予想されますが、押しつぶされず、なびかず、逃げ出さないことを目標に挑みたいと思います。