地球派 芸術研究所プロジェクト展

2023年10月2日 | category: 卒業生


地球派 芸術研究所プロジェクト

第一弾 人間の眼差しへの接近/第二弾 線の意味を探る

地球派は、不条理を見つめるという文脈のもと、知、倫理、教育の満足する場を創出するために、2018年に結成された集団です。この度、10月9日から開催される東京造形大学附属美術館の「造形思考1-現在の手ざわり-」に合わせ同大学内にある、学生による自主運営ギャラリーmimeにて、地球派主催の展覧会・トークイベントを行います。また、それら一連の企画を「地球派:芸術研究プロジェクト」と称し、地球派の思想をより明確化させることを試みつつ、そこから今日の芸術の在り方を模索・提案します。

 第一弾「人間の眼差しへの接近」は、卒業生を紹介する試みとして行われている「造形思考1」に対し、木村直が個人的に紹介したい、佐々木ナオト・牧野雄氣、二名の作家による展覧会となります。第二弾「線の意味を探る」では、木村直の新たな試みである、書道作品を発表します。こちらは、「造形思考1」で展示されている、木村の作品と連動した内容となります。加えて、会期中は美術批評家の藤井匡氏と地球派によるトークイベントも行います。

第一弾 地球派 -人間の眼差しへの接近-

展覧会期間: 2023年10月20日(金)~10月30日(月)
休廊日:日曜日 時間:12時00分-18時00分(最終日のみ16時00分に閉廊) 
場所:東京造形大学絵画棟2Fmime
主催:地球派

展覧会ステートメント
本展では、地球派の根本的理念である不条理を見つめるという文脈から、牧野雄氣、佐々木ナオトの作品を選出し、展示を致します。二人の作品は共通して、人間への対峙をテーマに制作しています。今回二人の作品を通し「人間の眼差しへの接近」を試み、人間の営みが生み出す歪さや、その中での葛藤を見つめます。

キュレーション:木村 直

参加アーティスト

牧野 雄氣 MAKINO Yuki アーティスト
「表象の布置と解体」をテーマとし、主に写真を用いた作品を発表している。近年では、動物にも主体性を認めるという、人間中心主義の否定によって揺れ動く今日の他者像を、自身や社会において、既に規範化された動物の表象をモチーフに、逆行的に見つめる制作を行う。2022年「ZOKEI展」(東京造形大学卒業制作・研究展)ZOKEI賞受賞。

佐々木ナオト Sasaki Naoto 画家
東京造形大学 美術学部絵画科概念専攻卒業。人々が人形に見えるという特殊体験から「人形のような人々」をテーマに絵画を制作している。同時に、自分自身もその人形や骸骨のように見えるものに当て嵌まるのではないかと、思考を巡らす。

第二弾 地球派 -線の意味を探る-

展示日程:2023年11月20日(月)~11月25日(土)
休廊日:無し
時間:12時00分-18時00分(最終日のみ16時00分に閉廊) 
場所:東京造形大学絵画棟2Fmime
主催:地球派

展覧会ステートメント
木村 直はコロナ禍以降、ハンセン病療養所の境界線をテーマに作品に取り組んできました。そこで木村 直は「線」そのものについて平面からだけではなく、身体的に思考するため、書作品への取り組みを始めました。本展では、木村 直が参加している東京造形大学付属美術館で開催中の「造形思考」に合わせて、新作の書作品群を発表します。

参加アーティスト

木村直 Choku KIMURA  写真家・アーティスト
東京造形大学造形学部デザイン学科写真専攻卒業、 現在は東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修士課程に在籍。「生活の場としてのハンセン病療養所の記録と継承」と「見ない暴力/見る暴力」を主軸に、写真・映像・インスタレーションを用いて制作活動を行う。 2021年「T3 PHOTO FESTIVALS TU DE NTPROJECT」グランプリ受賞 2022年 「第9回500m美術館賞入選展」グランプリ受賞

アクセス
東京造形大学絵画棟2F「mime」
東京造形大学附属美術館

住所: 〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556番地
TEL: 042-637-8111(代表)/ FAX: 042-637-8110(代表)
JR横浜線 相原駅よりスクールバス5分(徒歩15分)
※スクールバスはどなた様も無料でご利用いただけます

【イベント情報】
トークショー 地球派×藤井 匡 
10/23(月) 17時30分〜18時30分
会場:東京造形大学絵画棟2Fmime
参加予定 木村 直(司会)・牧野 雄氣・佐々木 ナオト
ゲスト 藤井 匡(美術批評家)

藤井 匡氏(美術批評家)をゲストに招き、特別トークショーを行います。東京造形大学を主な発表の場としてきた地球派について、藤井 匡氏から日本のアートシーンと照らし合わせた時、これらはどのような座標に位置付けられるのか、あるいはその特性について、語って頂きます。ぜひ、奮ってご参加下さい。