エリアスタディプロジェクト展2015「風景の地層」

2015年11月15日 | category: Area Study


land02

エリアスタディプロジェクト展2015
風景の地層
甲州街道の八王子商店街周辺

2015年12月10日(木)〜13日(日)
10:00〜18:00 最終日17:00まで
入場無料
会場:八王子市いちょうホール 第二展示室(2階)
住所:東京都八王子市本町24-1
http://www.hachiojibunka.or.jp/icho/
アクセス
徒歩:JR八王子駅北口より約20分
バス:JR八王子駅北口6~10番のりば・京王線京王八王子駅2,3番のりば・より「横山町三丁目」または「八日町一丁目」下車徒歩3分

東京造形大学写真専攻領域のエリアスタディプロジェクトは、社会との交流や連携を中心テーマに、写真による地域景観の発見や記録、地域住民とのコミュニケーションを通じて、写真やデザインによる社会性を研究しています。
今年度は、移り変わりの激しい八王子駅北口甲州街道沿いの商店街を中心に、参加学生たちの複数の視点で街を記録、表現しています。
八王子発祥の地である駅北周辺のランドスケープ(景観)には、新旧様々な風景が地層のように堆積しています。写真機を持って街を観察する学生たちは、考古学者が地中から貴重なお宝を発掘するように、現代の街に幾層に降り積もった風景の層(レイヤー)から、景観のお宝、景観の魅力を発掘しようと試みました。
まずは、甲州街道沿いの商店街の景観記録をベースに、その周辺で学生が発見した日常の中に潜む風景の魅力をご覧いただき、今まで見出されてこなかった八王子の風景力に触れてもらいたいと思います。そして将来にバトンしたい風景として、これからのまち作りにフィードバックされていければ幸いです。
さらに、市民の方々からお借りした八王子駅周辺の古い写真もあわせて展示し、会場内で現代と過去を行き来する街の記憶を辿っていただき、現代の景観を記録保存する、写真アーカイブスの意義も考察していきたいと考えています。
東京造形大学教授 中里和人

参加学生 
飯室和也、石田宗一郎、鈴木奈津稀、永野ルイ、三橋麻耶、渋谷文音
東京造形大学大学院:LUO YUJING、馮馳
東京造形大学卒業生:落合麻友

関連イベント
スライドトークショー&シンポジウム
「八王子甲州街道 ふうけいの記録と記憶」
12月12日(土)17:30〜19:30
1部 スライドトークショー
東京造形大学エリアスタディプロジェクト学生
2部 シンポジウム「八王子の風景アーカイブス」
パネラー
及川賢一(NPO法人 AKITEN代表、八王子市議会議員)
小俣能範(うさぎや代表取締役)
進行:中里和人(東京造形大学教授)

お問い合わせはこのサイトのお問い合わせページまでお願いします。