2014年10月19日 | category: ZOKEI PHOTO LAB.
昨日行われた「第3回OBサミット、造形大写真その源流をさぐる2」の報告です。
まずは柳本尚規先生による基調報告「1970年前後・新しい写真のうねり」
造形大学の創設時期である、60年代後半から年ごとの社会的出来事にふれながら、写真がアートとして認識されていく時代の流れをお話ししていただきました。
OBのみなさま。右から榎本敏雄さん、西山芳一さん、柳生雄弐さん
それぞれ、在学の頃の思い出や写真家としての活動をお話しいただきました。
榎本さんはご自身が追いかけている作品テーマ「さくら」「サーカス」また、コマーシャルでの写真も見せていただきました。
TOSHIO ENOMOTO STUDIO
西山さんは「土木写真家」を名乗る唯一の写真家。土木写真とは何か、作品を見ながら解説していただきました。
土木写真家:西山芳一の世界
柳生さんは海外取材300回を超える写真家。様々な国で撮影されたポジフィルム写真を、直接スライド映写機で映写して見せていただきました。
全体になごやかな雰囲気で、いろんなお話をうかがえました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
写真:寺田哲史