中里和人写真展『夜の海、龍宮の光』

2021年8月17日 | category: Teaching Staff


中里和人写真展『夜の海、龍宮の光』

2021年8月11日(水)~8月29日(日)(open月、水、土、日)
時間:13:00~17:00 入場料:無料
【会場】
田並劇場
和歌山県東牟婁郡串本町田並1547

和歌山県串本町にある田並劇場で、写真展「夜の海、龍宮の光」を開催中です。
房総半島、伊豆半島、紀伊半島と黒潮を遡り、その途上で出会った自然と人の営みの境界を、夜の海岸線で見つめた「龍宮」シリーズ。日本列島を包む親潮、リマン海流、黒潮、対馬海流に乗ってたどり着いた人工漂着物を採集し、漂着物を幻灯機に入れ、夜の防波堤などに投影した「Hikari no Hyochaku」シリーズ。
今回の和歌山県串本町での企画展は、黒潮中央部にあたる土地というシリーズとの縁を感じる展覧会となりました。関連イベントとして8月28日、三重県大台町のギャラリーnijiiroでスライドトークショーを開催します。
田並劇場は移民の方々の寄付により建設された後、しばらく放置されていた場所で、地元に移住したアーティスト林憲昭、茎子夫妻がクラウドファンディングで再生させ、映画上映、展覧会、音楽会を開催している現代のサードプレイスです。

写真集出版記念幻燈会「 龍宮」から「Hikari no Hyochaku」へ / 田並劇場
日時:8月29日(日)18:00 ~ 入場料:1,500円(写真集Hikari no Hyochaku 購入の方は本代に入場料が含まれます。)
Ⅰ部 写真集「龍宮」スライドトークショー
Ⅱ部 記憶のオブジェ幻燈会(海岸や路上のオブジェ、田並劇場や近在の家から出てきたコレクションを会場に写し出す。)「Hikari no Hyochaku」上映会(海流に乗って漂着した様々なオブジェが、光となって幻燈再生される。)