2010年10月15日 | category: Documentary Photography
写真専攻2年の小幡です。2度目の登場です。
先日の記事では2年生の必修授業のうち、「クリエイティブフォトグラフィ」の授業風景をお伝えしましたので、今回はもう一つの授業、「ドキュメンタリーフォトグラフィ」の授業の様子をお伝えします。
皆さん、「紀尾井町」という場所はご存知ですか?
名前だけ聞いた事あるけどどこにあるのかわからない、ていうかそもそもどこ?という方が多いのではないでしょうか。
場所としては、東京都港区にあり、最寄り駅は地下鉄永田町駅、麹町駅、赤坂見附駅やJR・地下鉄の四ッ谷駅が利用可能です。町内には「上智大学」や「ホテルニューオータニ」なんかがあります。ピンときましたか?
「ドキュメンタリーフォトグラフィ」(水曜3・4限中里先生)の後期では、紀尾井町振興会のご協力のもと、この「紀尾井町」をドキュメントし、絵はがきセットとして発表するというプロジェクトを行っています。
今年から始まった新プロジェクトで、街の歴史や地理、出来事をリサーチするところから始め、「実際に行ってみない事にはわからない!」ということで、先週の水曜にフィールドワークということで紀尾井町に訪れました。
学校から中央線、地下鉄を乗り継ぎ、永田町駅を降り立つと大都会東京!高速道路!
集合後、各自で撮影に入りますが、いかんせん決して広くはなく限られたエリア内。撮影中にばったり会うといった事もありました。
みんなそれぞれに街の感想があると思いますが、私としては、もっとドライで冷たい無機質な街をイメージしていたのですが、そんなことはなくてビルの間にも、道路にも緑が多くて、さらにはお堀=水辺もあり、なんだか牧歌的な部分もあっていいところだなと思いました。
天気がよかったこともあり、清々しい気分でぶらぶらし、撮影できました。
「紀尾井町交差点」あたりは飲食店やコンビニが立ち並んでいて、のどかさとは一変してビジネス街といった感じで、スーツ姿の方達が目立ちました。なんだかカメラを持って私服で平日の午後にぶらぶらしていてちょっと浮きました(笑)
先週は撮影をし、今週の授業ではそれぞれ撮影した物を発表し合いました。
人によって着眼点が違い、とても興味深かったし、そんな切り口もあったか!という発見がありました。もっと見てみたいなー。
そして、再来週(27日)に再び紀尾井町にて撮影をするので、そのときは私以外の撮影した写真をこのブログに載せたいなと思います。街の魅力、様子が今回の記事より感じられると思います。