相模湖エリアスタディ展・特別イベント『火祭りと山の恵みについて』

2018年12月11日 | category: Area Study


相模湖エリアスタディ展 特別イベント

火祭りと山の恵みについて

東京造形大学写真専攻の研究指標授業のひとつ「エリアスタディ」では、フィールドワークを中心に、写真による景観の発見や記録とともに、地域との社会連携を行なっています。
このイベントは授業の中で出会った横橋自治会のみなさんをゲストに「秋葉神社の火祭り」をご紹介いたします。また、信州で「火祭り」や山の生活を撮影されている写真家の野村恵子さんの作品を紹介しながら、地域と交流して写真を撮ることについてお話しいただきます。

日時:2018年12月16日(日)16時〜17時30分
会場:相模湖交流センターギャラリー
http://www.sagamiko-kouryu.jp/
入場無料

プログラム
第1部:秋葉神社の火祭りについて(ゲスト:横橋自治会のみなさま)
第2部:山の恵みについて(ゲスト:野村恵子さん)

司会進行
首藤幹夫(東京造形大学准教授)
北野謙(東京造形大学非常勤講師)

協力:神奈川県立相模湖交流センター(指定管理者 アクティオ株式会社)、横橋自治会

「秋葉神社の火祭り」とは
相模湖町西端の横道・橋沢地区(合わせて横橋地区と呼ばれる)に古くから伝わる行事で、地元の人からは「あきやさまのひでとぼし」と呼ばれる。3月17日の夜半に火をつけて道路の両側に立て並べ、火防せ・厄除け・家内安全を祈願していた。平成3年に「若葉会」が結成され、ひで堀りから火祭りまでの伝統を守る手助けをすることで現在に継承されている。(文:2年・野口夏輝)

写真家・野村恵子プロフィール
写真家、兵庫県神戸市生まれ。1997年の写真展「越南花眼」にて、コニカプラザ「新しい写真家登場」年間グランプリ受賞。1999年、沖縄をテーマとした写真展・写真集『DEEP SOUTH』(リトルモア)により日本写真協会新人賞受賞。2000年、東川賞新人作家賞受賞。『Bloody Moon』(冬青社)、『Red Water』(アートビートパブリッシャーズ)、『Soul Blue』(Silver books/赤々舎)、他 今秋に新作写真集『Otari-Pristine Peaks』(スーパーラボ)を発売予定。

リンク
相模湖エリアスタディ展

写真:(上)野口夏輝、(下)相川茉穂