小幡徹 写真展『つながる つながった つながっていく 場所』

2016年4月27日 | category: 卒業生


卒業生、小幡徹さんの写真展です。

 期間 : 2016年5月2日 (月) 〜 5月8日 (日)
 時間 : 午前11:00 〜 午後8:00 (初日は午後2時〜 、最終日は午後6時まで)
 会場 : デザインフェスタギャラリー原宿 WEST 1-D (東京都渋谷区神宮前3-20-18)
 http://www.designfestagallery.com/about/access (会場アクセス)
❊ 5/7(土)18:00〜 ささやかなクロージングパーティを開きます。どなたでもご参加いただけます。

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小幡徹さんは、小学3年で学校に行かなくなり、小学6年(2002年)から約7年間をフリースクールで過ごしました。そしてフリースクールに通ううち、美大に行きたい気持ちが高まり、2009年東京造形大学写真専攻に入学します。大学の卒業制作では、自身が過ごしたフリースクールに通う後輩のポートレートとインタビューで構成した作品「学校に行かないということ。」を出品し、ZOKEI賞を受賞しました(2013年度)。卒業後も「フリースクールがどんな所で、どんな人がいるのか」が伝わるようにという想いから、引き続きフリースクールをテーマにした制作を続けています。

現在、神奈川県にある「NPO法人ハイテンション」http://hitension.org/という福祉事業所で働きながら、障がいのある子どもたちと関わったり、障がいのある大人の人たちと、バンド練習や、アトリエでのアート活動のお手伝いをしたり、「Photo部」で、写真を見たり、撮ったりする活動もしています。また、「サルサガムテープ」というロックバンドhttp://salsagumtape.tumblr.com/の公式カメラマンのお墨付きをもらい、ライブの撮影も行い、HPに写真が掲載されています。また、アルバム「シアワセベイビィ」の冊子のライブ写真を担当、さらにデザインにも参加しています。7月には、アトリエで制作されたメンバーの作品と、サルサガムテープの写真の展示が開かれる予定。

今回の写真展は、「前回の制作から3年が経ち、不登校やフリースクールを取り巻く環境、政策が大きく動こうとしている中で、今だにフリースクールに対して、ネガティブなイメージを持っている人も多くいます。自分自身が仕事をするようになり、学校外の居場所のこと、学びの大切さを改めて実感、再びフリースクールを題材にした写文集の出版と写真展の開催にチャレンジしました」