2014年10月5日 | category: ZOKEI PHOTO LAB.
写真専攻では、これまで卒業生と在校生とをつなぐイベントとして、OBサミットを過去2回開催してきました。また、昨秋には『造形大写真 その源流を探る』を開催し、写真専攻の創設に関わられた大辻清司先生の著作を取り上げ、現在にまで引き継がれている写真専攻の写真教育の原点について理解を深めました。
今回は造形大学初期の卒業生で、それぞれ異なったジャンルで写真家としてご活躍されている3名の方にお集まりいただき、柳本名誉教授を交えて、造形大写真の源流を語っていただきます。
日時: 2014年10月18日(土) 14時~17時
場所: 東京造形大学7号館201教室
【プログラム】
【ゲスト】
榎本敏雄氏(第一回1970年3月卒業・写真家)
西山芳一氏(第六回1975年3月卒業・写真家)
柳生雄弐氏(第七回1976年3月卒業・写真家)
柳本尚規名誉教授
司会・進行:大西成明
中里和人、首藤幹夫
主催:東京造形大学写真専攻領域
【ゲストプロフィール】
榎本敏雄 (えのもと としお)
1947年東京生まれ。日本デザインセンターを経てフリー。72年にシルクロードを自動車で踏破。85年エノモトスタジオを設立。コマーシャル写真やファッション写真などを中心に現在に至る。電通広告賞、朝日広告賞など受賞多数。写真集に『Far East』(トータルプランニング出版局)、『かぎろひ陽炎[桜・京・太夫]』(平凡社)など。
西山 芳一(にしやま ほういち)
1952年東京生まれ。主に広告写真の分野で活動後、土木写真家に転身。現在、土木遺産や土木施工・竣工の写真を中心に手がける。写真集「タウシュベツ」は平成14年度、「トンネル」は平成18年度の土木学会出版文化賞を受賞。近著、『美しい土木・建設中』(ピエブックス)、『UNDER CONSTRUCTION』(マガジンハウス)など。
柳生雄弐 (やぎゅう ゆうじ)
1951年東京生まれ。アシスタントを経て78年よりフリーの写真家として活動、主に紀行写真を旅行誌や企業誌に掲載し続けてきた。これまでの海外取材は300回以上に及ぶ。写真展『港湾に働く』(82年)、『世界遺産に会う』『街かど論』(03年)。写真集に『トンガ王国ラカラカの歌が聞こえてくる』『アンコールワット』など。