光のジャンクション・記憶とアートを繋ぐ

2019年10月8日 | category: イベント


東京造形大学写真専攻領域では、見える化プロジェクト2019 Vol.4として、『光のジャンクション 記憶とアートを繋ぐ』を開催します。


(写真:ヨシノハナ)

見える化プロジェクト2019 Vol.4

光のジャンクション 記憶とアートを繋ぐ

主催:東京造形大学デザイン学科写真専攻領域

会場:NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)
http://nicatokyo.com/
東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS × Nihonbashi B1F
GoogleMapリンク

時間:12:00〜19:00 ≫ 11月22日(金)休廊
入場無料

 

Ⅰ期:Photography Art & Laboratory

会期:2019年11月9日(土)〜11月21日(木)

時間:12:00〜19:00
出品作家:寺田哲史、松田真生、ヨシノハナ、首藤幹夫

 

関連イベント 11月9日(土)

15:00〜17:00
4名の出品作家によるアーティストトーク
進行:中里和人(写真専攻教授)、北野謙(写真専攻特任教授)

17:30〜18:30
幻燈写真上演
・幻燈写真:首藤幹夫
・音楽:大野慎矢

19:00〜20:00
オープニングパーティー

 

関連イベント 11月15日(金)

18:30〜20:30
講演会「これからのアートの在り方」
・嘉藤笑子(キュレーター、武蔵野美術大学非常勤講師、NICA運営委員)
・ティトス スプリー(琉球大学准教授、キュレーター、建築家、アーティスト)
海外のアートイベントでの写真をはじめとした、ビジュアルイメージの表現。オルタナティブな地域や場空間でのアートイベントの報告と現代性について。

 

Ⅱ期: Documentary Photography & Archives

会期:2019年11月23日(土)〜12月6日(金)

時間:12:00〜19:00
出品作家:石田宗一郎、上原沙也加、宮城真美、中里和人

 

関連イベント 11月23日(土)

14:00〜16:00
講演会「デジタル映像アーカイブの現在 新潟での取り組み」
原田健一(新潟大学教授)
新潟で発掘された古写真、古い8ミリ映像の上映と研究報告講演。

16:00〜18:00
4名の出品作家によるアーティストトーク
進行:首藤幹夫(写真専攻准教授)、鷹野隆大(写真専攻特任教授)

18:00〜19:00
DJ party
光のジャンクション sound selector MIDY
卒業生によるDJ MIX

 

展示作家プロフィール

第Ⅰ期

寺田哲史(Satoshi Terada)
作品タイトル:Pregnancy中の出来事
1982年静岡県生まれ。東京造形大学写真専攻卒業。東京造形大学非常勤講師。SPRING GALLERY代表。2017年『第17回1_WALL』ファイナリストノミネート。2016年シュタイデルブックアワードジャパンノミネート。

松田真生(Mao Matsuda)
作品タイトル:SITE
東京都生まれ。2013年東京造形大学写真専攻卒業。卒業研究展『POLIS』にてZOKEI賞受賞。2015年東京造形大学大学院デザイン専攻卒業。卒業研究展『SITE』にてZOKEI賞受賞。主な個展2014年『POLIS』(ギャラリー巷房)、2016年『SITE』(マキイマサルファインアーツ)

ヨシノハナ(Hana Yoshino)
作品タイトル:光の詩
1996年東京生まれ。2019年東京造形大学写真専攻卒業。元カメラマンの父の影響で写真を始める。雑誌やブランドのルックを撮影するほか、個展も開催するなどの活動をしている新進気鋭の写真家。LUMINEのキャンペーンの広告も担当。

首藤幹夫(Mikio Shuto)
作品タイトル:Full-Scale 日本橋
1967年大分県生まれ。写真家。東京造形大学准教授。演劇、音楽、映画、雑誌など、写真を通してさまざまな分野に関わっている。1993年より複数台のスライド映写機を操作し上演する『幻燈写真』作品を多数発表。最新作に、写真における大きさの概念を主題とした作品『Full-Scale photography』(2015年)がある。

第Ⅱ期

石田宗一郎(Soichiro Ishida)
作品タイトル:「ScanScape」シリーズ
石川県生まれ。2012年東京造形大学写真専攻入学。2016年卒業研究展『ScanScape』シリーズにてZOKEI賞受賞。2016年ZOKEI賞選抜展出品。以降、都市の街並み景観をロール状に再現したドキュメンタリー写真『Scan Scape』シリーズを発表している。2018年には岐阜県で初個展を開催。日本各地での発表を目指し、各所をリサーチ中。

上原沙也加(Sayaka Uehara)
作品タイトル:The Others
1993年沖縄県生まれ。2016年東京造形大学写真専攻卒業。卒業研究展『白い季節』にて、ZOKEI賞受賞。最新作に2019年『The Others』(キヤノンオープンギャラリー1・東京品川)、2019年『The Others』(INTERFACE・沖縄県)。

宮城真美(Mami Miyagi)
作品タイトル:File:1952-2018
1996年神奈川県生まれ。2018年仁川アジア海洋メディアフェスティバル出品。2019年東京造形大学写真専攻卒業。卒業研究展『File:1952-2018』にてZOKEI賞受賞。2019年ZOKEI賞選抜展出品。

中里和人(Katsuhito Nakazato)
作品タイトル:「境界のランドスケープ」(「Night in Earth」シリーズより)
1956年三重県生まれ。写真家。東京造形大学教授。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、身体的スケールから見えるランドスケープや夜景作品を発表。大地の芸術祭など各地のアートイベントで、場所性を読み込んだインスタレーションやワークショップを多数行う。写真集に「湾岸原野」「小屋の肖像」「東亰」「路地」「Night in Earth」等がある。さがみはら写真新人奨励賞、写真の会賞受賞。

 

講演者プロフィール

嘉藤笑子(Emiko Kato)
東京都生まれ。跡見学園女子大学/武蔵野美術大学兼任講師。NPO法人Art Autonomy Network[AAN]理事長(ディレクター/キュレーター)。1995年ロンドン大学美術研究機関、修士課程研究生修了。1993年シティ大学大学院文化政策運営学部修士課程卒業。Master of Arts(修士)。日本橋大伝馬町のAAN事務局に拠点を置き、国内外のアートプロジェクトやアーティストネットワークを手掛ける。

原田健一(Kenichi Harada)
1956年東京都生まれ。映像社会学/メディア史。2008年より新潟大学人文学部教授。展覧会:『光の記憶』(池田記念美術館, 2015年9月〜10月)。『村の肖像』(新潟県立歴史博物館, 2019年1月〜3月)著作:『南方熊楠 進化論・政治・性』(平凡社, 2003年)。『戦時・占領期における映像の生成と反復』(知泉書館, 2019年)

ティトゥス スプリー(Titus Spree)
琉球大学教育学部(美術教育)准教授、建築家、アーティスト、キュレーター、教育者。ミラノのドムスアカデミーデザイン科卒業後、ベルリン芸術大学(建築)修了。1996年から東京大学に留学し、2001年まで東京の東にある向島エリアの研究とまち再生活動を行う。2001年より沖縄を拠点に建築・デザイン・アート・教育を横断的に結びつける国際的な活動を展開している。

 

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光のジャンクションフライヤー(3.7MB)


これまでの見える化プロジェクト2019
Vol.1 『光、音、原風景 東京造形大写真専攻 X 琉球大美術教育 沖縄ワークショップ』 8月7日〜13日
Vol.2 『2019仁川東アジア文化都市写真映像フェスティバル』 8月27日〜31日
Vol.3 『青梅写真劇場【ZOKEI PHOTO THEATER】』 9月29日〜10月13日→掲載記事リンク