2013年11月2日 | category: ZOKEI PHOTO LAB.
ZOKEI PHOTO LABO『UNDERGROUND Lab 地下の色層』の写真展示は大好評で終了しました。
今回の展示の様子を写真で報告します。
まず、入口付近では大学院生の松田真生の写真から地下世界へいざないます。
これは水族館で撮影された風景写真で、昨年のZOKEI賞作品。
入口を入ると正面フロアーに
西村陽一郎先生のラージサイズのフォトグラムが、ものすごい存在感です。
これらラージサイズフォトグラムは今年のオープンキャンパスで製作された作品。
オープンキャンパスの詳細はこちら
トイレの中にまで作品が展示してあります。
これは4年生の廣瀬直彦の作品。水のイメージが硬質に結晶化していきます。
隣の小部屋では卒業生の高田冬彦さんのビデオインスタレーション。
ものすごく妖しい空間です。
その隣には3年生の安井咲のかわいらしいオブジェ作品が良いコントラスト。
ラージサイズフォトグラムの後ろには展示棚に2年生(上原沙也加、倉重江衣、高橋美登里)の八王子で撮影された新作と、壁面に松田真生の作品。
さらに進んでいくと、巨大生物の姿が!
これは卒業生の住岡龍さんの、フォトグラムをつなぎ合わせたコラージュ作品。
左手の壁には大学院生の吉橋悠生の作品。ヘッドライトに浮かびあがる夜の風景の写真。
左側の水浸しの空間には、3年生の清水彩那のインスタレーション。
妖怪を研究する学者のコレクションをイメージしています。
今回、26日、27日とフォトグラムのワークショップが行われました。
27日にはフォトグラムの第一人者、西村先生から直接ワークショップを受けられると、大好評でした。
写真は出来上がった写真をお客様に渡すために急いでドライヤーで乾かす4年生。
出来上がったフォトグラム作品はこんな感じ。
これはシャボン玉をフォトグラムで写しとったものです。
盛りだくさんな展示でしたが、地下空き店舗という場所の持つイメージを増幅させて展示空間を構築する行為は、普段の展示空間とは違うイメージを写真に与えていたと感じました。
ご来場いただいたみなさま、また昨年に引き続き、声をかけて下さったAKITEN関係者のみなさま、ありがとうございました。