2012年6月20日 | category: Teaching Staff
柳本史歩写真展「生活について」
2012年7月21日ー31日
コニカミノルタプラザギャラリーC
»あれから1年が経ったが、私はその間何度も山田町に足を運んだ。それは記録を撮ることが必要な行為と確信していたからだった。数年前、はじめて山田町に降り立った時からそうしていたようにひとびとの姿に目を向ける。私には瓦礫なんかは見えず、季節と共に生活をする人々の仕草が目に入ってきた。
»柳本史歩写真展「生活について」は、2000年よりはじまったアイル・ビイ・ゼアシリーズの10回目の展覧会である。このシリーズは、日本全国の町の姿、生活の仕草を、自分の目で見たそのままの姿で持ち帰ろうとはじまったもので、これまで北海道幌泉郡・手塩郡・檜山郡・日高郡、青森県下北半島、山形県鶴岡・月山、新潟県長岡・栃尾、岩手県久慈市・宮古市・山田町といった地域を取り上げてきた。今回は、岩手県下閉伊郡山田町・宮古市を中心に撮影したものを、写真とヴォイス(証言)で展開する。モノクロ写真約40点の展観予定。
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